みなさま、こんにちは、

今回は、戸建てを建てるにあたり、「道路の段差を切り下げてほしい」とのご要望をいただきました。今回は、その切り下げ工事と、それに伴う申請代行を行いました。実は、道路の段差を勝手に切り下げることはできません。道路に関わる工事を行う際には、役所および警察への届け出が必要です。


外構工事を手がける業者の中には、申請手続きを行わないところもありますが、弊社では以下の手順に基づき、申請代行も責任を持って行いますので、どうぞご安心ください。

切り下げ工事の解説

家を建てる際、敷地への車両の出入りをスムーズにするために、道路と敷地の間の段差を解消する「切り下げ工事」が必要となるケースがあります。この工事の流れについて簡単にご紹介します。

1. 切り下げ工事の概要

切り下げ工事とは、車道と歩道の境界にある縁石や段差を低くし、車両が安全に敷地へ出入りできるようにする工事のことです。これは公共の道路に手を加えるため、無許可での施工は法律で厳しく禁止されています。

2. 申請手続き

切り下げ工事を行うためには、以下の手続きが必要です。

  • 事前相談: まず、該当する道路の管理者(通常は市区町村の道路管理課)に事前相談を行います。工事の場所や内容を説明し、必要な書類や手続きを確認します。
  • 申請書の提出: 「道路工事施行承認申請書」などの必要書類を作成し、提出します。この際、位置図や平面図、断面図、現況写真などが添付書類として求められることがあります。
  • 許可の取得: 申請内容が承認されると、工事の許可が下ります。通常、許可が下りるまでに2〜3週間程度かかることが多いです。
  • 道路使用許可の取得: 工事中に道路を使用する場合、所轄の警察署から「道路使用許可」を取得する必要があります。

3. 永久切り下げと一時切り下げの違い

  • 永久切り下げ: 建物の完成後も継続して使用するための切り下げ工事です。例えば、住宅の駐車場への出入口として恒久的に使用する場合が該当します。
  • 一時切り下げ: 建築工事中の資材搬入や工事車両の出入りのために一時的に行う切り下げ工事です。工事が完了した後は、元の状態に復旧することが求められます。

4. 注意点

  • 無断施工の禁止: 許可を得ずに切り下げ工事を行うと、道路法違反となり、罰則を受ける可能性があります。
  • 工事費用の負担: 切り下げ工事にかかる費用は申請者(施主)の負担となります。費用は工事内容や場所によって異なりますが、一般的には数十万円程度が必要です。
  • 施工業者の選定: 切り下げ工事は専門的な知識と技術が求められるため、信頼できる業者に依頼することが重要です。また、業者によっては申請手続きを代行してくれるところもありますので、依頼する際には確認することをおすすめします。

以上の手順と注意点を守ることで、安全かつ適法に切り下げ工事を進めることが可能です。お客様の安心・安全な住まいづくりのため、弊社では今後も丁寧に対応させていただきます。

【土間工事】通路のコンクリート舗装工事

次に、私有地内の通路のコンクリート舗装工事についてご紹介します。今回は、長年の使用による劣化が進んでいた通路の補修を行い、車両の通行も安心して行えるように整備しました。これにより、見た目もスッキリし、防水効果も向上しました。

【タイルの補修工事】

最後に、ひび割れや破損したタイルの補修工事を行いました。タイルの補修は1枚からでも対応いたしますので、小さな補修でもお気軽にご依頼ください。実際、1枚だけの修理だと断る業者も多いようですが、弊社では「お客様の満足が第一」をモットーに、どんな小さなご要望にも全力でお応えしています。

スタッフのひとこと

今回は駐車場の切り下げからタイルの補修まで幅広い工事を担当しましたが、お客様の「頼んで良かった」というお言葉をいただけたのがとても嬉しかったです。外構工事は住まいの印象を大きく左右するため、私たちも常に丁寧に仕上げることを心がけています。これからもお客様のご要望にしっかり応えていきたいと思います!

どうぞお気軽にご相談くださいね。お待ちしております!