今回は、2つの施工例をご紹介します。

1. 駐車場リフォーム

駐輪場を駐車場に作り替えるリフォーム

よくあるリフォームの一例として、駐輪場を駐車場に変更するケースがあります。お子様が成長するにつれて、お庭や駐輪スペースを見直し、駐車場を設ける方が増えています。

今回のリフォームでは、植木の伐採と撤去を行い、防草シートを敷いていた場所に土間打ちを施し、駐車場を設営しました。

土間打ちとは

「土間(どま)」は、日本の伝統的な建築様式の一部で、元々は床が土のままの部分を指します。現代では、コンクリートで舗装されることが多いです。

  • 特徴:土間は玄関や作業スペースとしてよく使われ、外と内をつなぐ中間的な役割を果たします。靴を履いたまま使えるので、作業道具を置くのに便利です。
  • 現代の利用:現在では、古民家のリノベーションで土間をおしゃれな空間として活用するケースもあります。特にガレージやDIYスペースにコンクリートの土間が使われることが増えています。

今回は、駐車場設営の一環として、土間打ちの施工を行いました。

2. 陸上競技場のトラック舗装

クレイコート舗装

今回行ったのは、陸上競技場のクレイコート舗装です(写真で見られる茶色い部分)。この舗装は土を主成分としたもので、中学校や高校の運動場でよく見られます。

  • 材料:主に土や砂を使っており、柔らかく自然な質感がありますが、雨天時には滑りやすくなるため注意が必要です。
  • 走行感:クレイコートはアスファルトやゴム製トラックに比べて足への負担が少ない一方、走行時の抵抗が大きく、速度がやや落ちる傾向にあります。
  • 整備の手間:定期的に整備を行う必要があり、特に雨天後にはローラーでの押し固めや水撒きが欠かせません。
  • 費用面:施工費用は比較的安価ですが、長期的なメンテナンスコストが発生します。

利用の場面

クレイコートは、地域の競技場や学校の運動場で主に使われ、国際大会ではあまり見られませんが、地域の大会や練習に最適な舗装です。

感想

今回の施工では、駐車場リフォームと競技場のトラック舗装という異なるジャンルの施工を同時にご紹介しましたが、それぞれの特徴や用途を理解し、適切な選択をすることが大切です。