明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
さて、今回は、年末や年度末になると、道路工事が多いというお叱りを受けることがあるもので、これについての説明をさせていただきます。
年末や年度末に道路工事が集中するのは規制と工程の問題
昨年末もおかげさまで、道路舗装工事の作業により、忙しい日々を送らせていただきました。こういったお仕事を下さるクライアントさまには、本当に感謝いたします。
さて、この一方で、通行人や車両の運転手のみなさまには、大変なご迷惑をおかけしていることも確かです。そこで、年末や年度末には、いつも道路工事ばかりしていると、ご立腹な方もいらっしゃることと思います。
そこで、今回の記事なのですが、そもそも年末には、工事の規制があることはご存知でしょうか?
緊急工事を除いて国道は、12/15。都道は、12/20までしか工事ができません。
(但し、区の管轄は区の判断のため、ギリギリまでOKなエリアもあり)
そのため、12月は作業日が激減するのと、翌月に繰り越すというのは、年を越すことになるので、なんとなくそれは、縁起が良くないというか、なるべく避けたいと思う業者さんが多いです。
その結果、工事を詰め込むことになるので、あちこちで工事が集中してしまうのですよね。それが一般の方からすると、「年末は工事ばかり」というイメージになっているのだと思います。
ちなみに、年度末の場合は、予算を組み込みたいので年度中に完成させたいという思いが強いと思います。
道路舗装工事は最低2回以上の掘削が必要
集中工事に加えて、知られていないのが、工事の回数です。
通常の老化や耐震の道路工事なら1回でもちろん終了するのですが、管工事に伴う舗装工事の場合(ガス管、水道管、電気の管など)は、工事終了後に、まず仮舗装を行います。
その後、しばらくすると、人や自動車や振動で踏み込まれたりして、道路が固まってデコボコが生まれます。
その固まった道路を、2回目の本舗装で均等にならします。そうすることで、平らで硬い道路になります。
詳しくは、ガス復旧工事に伴う道路舗装工事を参照ください。
https://5ko.jp/archives/237
このように、2回舗装することは決められていることなのですが、あまりに知られていないので、紹介しました。「いつも同じところを、しかも何度も掘り返しいるわよね~」と話していたら、ぜひこの話をしてあげてください。
オリンピックに向けて道路も着々と
2020年は、いよいよオリンピックですね! 弊社も、おかげさまで「東京アクアティクスセンター」様の舗装工事を12月に施工させていただきました。
こうやって実際に携わることで、一層オリンピック楽しみになりますね。無事に大成功することを本当に祈っています。
道路の舗装工事に関するご質問などは、どうぞ、お気軽にご連絡ください。