ガスの復旧工事に伴うアスファルト道路舗装工事の施工例をご紹介いたします。
工事の流れ
弊社のメインは外構(エクステリアリフォーム)ですが、道路の舗装工事もご依頼いただきます。一般住宅では戸建ての駐車場などがありますので、アスファルト工事も得意分野です。
もちろん、ガス工事はガス会社さんが施工しますので、ガス工事を行う前に舗装を剥がす作業と、終わった後に舗装をする工事を弊社で施工します。
アスファルト舗装をはがす工事
重機を使用して、既設の舗装を撤去します。ガス工事をしている間は、材料の搬入や次の作業の準備をしています。
土→砕石と何層からもなるアスファルト
ガス工事が終わると、弊社の舗装工事がスタートします。アスファルト舗装は層を重ねていきますが、一番下は一般的に土を使用。手でおおまかにならしたあと、機材を使用して巻出しという平らにする作業を行います。
その後は砕石を敷均し(しきならし)、平らにした後はローラーを使い圧をかけていきます。玉石も何層にもなっています。
最後に平を確認して完了です。
本復旧作業
ガス工事は、埋めたらそのまま放置ですが、アスファルト工事は、数か月後に本復旧作業を行います。理由は、地盤が固まることで現れるさまざまなトラブルがあるので、その確認と補修のためです。
「何度も同じところを掘り返している」というお言葉を耳にしたり苦情をいただくことがありますが、舗装道路を安全に長く使っていただくためには、二度の舗装が必要です。このことがあまり知られていないので、クレームになってしまうのですね。
道路はいくら圧縮して舗装しても、使用していくうちに陥没していきます。そのため半年をメドに、本復旧工事を行う必要がございます。
アスファルト舗装は耐久性が低いので繰り返しの工事が必要
今回のようにガス管が通っているところは、定期点検で掘り返す必要がある場所なので、あえてアスファルト舗装をしています。単価が安くて工事の時間が短い、さらに単価が安いのでこの方法です。その分耐久性は低いですね。”何度も同じところを掘り返す”という作業に見えるのはこのような理由からで、アスファルト舗装だからです。
逆に、ガソリンスタンドのように薬剤がこぼれる可能性があるところはコンクリート舗装です。固くて耐久性に優れている一方、工事代金は高くなります。
大切なインフラ工事ですので、このあたりをご理解いただけましたら、うれしいです。
多様化する昨今、他社で断られてしまったというようなお話もうかがいます。弊社で対応可能かもしれませんので、まずは一度ご相談いただければと思います。