みなさま、こんにちは。
現場に入らないみなさまに、なるべく見ていただける施工例を増やしたいのですが、いつも写真を撮るのを忘れてしまい、なかなかアップできない担当Mです。
今回はやっと写真を撮ったので、久々アップします。(→といってまだ写真がこない。Mさん早く~Yより)
オリンピックによる影響で工事が激増
昨年の暮れから今年に入って、道路舗装工事の仕事がひっきりなしに舞い込みまでおります。
年末年始、年度末に差し掛かるこの時期は毎年多くなるのですが、最近は特に多いです。
都内では、間違いなくオリンピックためだと予想しますね。聞くところによると、オリンピック期間中は道路工事許可が都内ではほぼおりないとのこと。
また、ガードマンさんが、オリンピックに持って行かれて、工事にはなかなか人材が回ってこないという噂もあります。
渋滞をなるべく作りたくないということですね、納得です。
よって、前倒して工事する傾向にあり、年度末とかち合って、爆発的に道路工事が多くなっているのだと思います。
みなさまも、工事現場を見かけたら、「あっ、オリンピックの影響だ」なんてチェックしてみてくださいね。
道路の打ち替え工事施工例
この写真は、道路の打ち替え工事ですね。(イメージ画)
打ち替え工事とは、傷んだ道路を新しく引き直す工事です。
作業的には、
➊ アスファルトを剥がす
❷ 剥がした面を固める
❸ フィニッシャーでアスファルトを引く
❹ アスファルトを固める
道路法に基づく道路掘削工事
1回で行えるのは7cmまでの舗装ですので、8cm以上は2回に分けます。これは、道路法で決められていることです。
例えば、10cmの舗装工事の場合、7cm以上ですので、まずは5cmで舗装して、固まったのちにさらに5cm重ねます。
10cmくらいなら1日で作業できますが、20cmとかですと、2日に分けることもございます。
昔のコンクリだと、塗装してしばらくは入れないという感じでしたが、最近のアスファルトは、熱が冷めればすぐに入れます。アスファルトは舗装時100度ですが、1時間ほどで温度は下がります。
道路材料開粒度アスファルト混合物
自動車道路ですと、透水性の高い素材を多く使います。2層で塗装する場合は、最初は荒い粒子のもの、仕上げは細かい粒子のものというように分ける場合も多いです
開粒1号は車道に。
開粒2号は歩道に使われることが多いです。
密粒によって、透水性や耐水性、ひび割れや滑り抵抗性などが変わります。
道路舗装工事まとめ
東京オリンピックの開催期間は、7月24日金曜日~8月9日日曜日です。開催まで半年を切っていますので、道路工事も集中すると予想されます。今でもかなり多いですよね。
外出の際は、時間に余裕をもってお出かけになる事をおススメします。